オーバーブッキングを食らった時の動き方と回避策
9月に夏休みを取った際にターキッシュエアラインズを利用したのですが、アタチュルク空港でオーバーブッキングにあってしまいました。
結果、振替をすることになってしまったので、その時の流れを簡単にまとめておきます。
大きな流れは以下の通りで、この流れに沿って説明していきますね。
- オーバーブッキング判明(座席が取れないなど)
- 振替便の手続き(時間かかります)
- 事後処理(補償金が先方から提示があれば手続きする)
- 次の便まで時間潰し(6時間以上待ちがあって遅延保険に入っていたら贅沢する)
- まとめ(そもそもオーバーブッキングにあわない為に)
1.オーバーブッキング判明
自分の場合はチェックイン機でチェックインをして、席を選択しようとした時に選択できる席がなくて先に進めないという事態が起こりました。
若干まずいなと思いながら航空会社の係員に確認したら、案の定オーバーブッキングだと言われました。
航空会社の係員であればほぼ100%英語は話せますが、意思疎通がうまくできない時はチェックイン機で操作をしてもらって状況を伝えましょう。
状況が分かってもらえると、専用カウンターに通されますのでそちらでの手続きに入ります。
2.振替便の手続き
専用カウンターで手続きをしますが、通常のチェックインカウンターではないので、並んでいる場合は時間がかかるものだと思ってください。
また、海外の航空会社では言ったもん勝ち、先行ったもん勝ちなので、ちょっと図々しいくらいでアピールしましょう。
自分の時もバリバリとアピールしてた人がビジネスクラスカウンターに通されてました。
ここでオーバーブッキング、代替便、補償についての説明があります。
代替便は基本的に自社便の次の空き便への振替ですが、1日1便しか飛んでない場合や次の便も満席の場合は提携している航空会社への振替が提示される場合もあるようです。
同じ便でもビジネスクラスが空いていればそちらに振替られる場合もありますが、あんまり期待はしない方がいいでしょう。
自分は7時間後の同じ目的地への便に空きがあったのでそちらに振替を提案されました。
まあ、ターキッシュのハブ空港のアタチュルク空港で別会社便を探しても、いい便が見つかる保証もなかったので提案を受け入れることに。
(乗ってから分かりましたが、こちらもほぼ満席だったので危ないところでした…)
別便の搭乗券を発券してもらい、次は補償についての説明です。
レガシーキャリアであればオーバーブッキングに対する補償はちゃんと出るはずで、自分の時は1人辺り400€の補償となりました。
往復の航空券が4万円だったので、往復無料プラス1万円くらいですね。いいんだか悪いんだかです…。
補償書をツアーデスクで発行してもらい、返金処理にチケットオフィスに向かいます。
なんかたらい回しにされてる気もしますね…。
3.事後処理
やっと最後です。待ち時間長くてここまで2時間くらいかかってます。。
当日分のチケット購入をする窓口のようですね。
ここでrefund(返金)をしてもらいますが、現金による返金とクレジットカードへの返金も可能でした。
現金の場合、その国の通貨での返金となるので、クレジットカード返金の方がいいでしょうね。
ここの処理は窓口も多く、待たされる事はほとんどありませんでした。
無事に返金で一連の手続きは終了です。
ちなみに、発券された補償書はここで回収されてしまったので、後々に保険申請で使うことも考えて、必ずコピー(写真でも可)を撮っておきましょう。
遅延補償を申請する際の証拠として提出できましたので、あると後々の手続きが楽です。
4.搭乗時間までの時間潰し
自分の場合は7時間も時間があったので、街に再度出て遊びました。
遊び残しがあれば、せっかく出来てしまった時間です、有効に遊びましょう。
6時間以上の遅延がある場合には飛行機遅延保障が使えますので、豪勢な食事をするのもいいでしょうね。
また、飛行機遅延保障については、あと工程のツアーや宿泊にキャンセルが発生した場合でも使えますので、しっかりとメモは残しておきましょう。
(この旅行で海外旅行保険の申請もすることになったので、それはまた別に紹介しますね)
ちなみに、自分は食事を取った後にオーバーブッキングに遭遇したので、紅茶とサンドイッチだけ無料でいただきました。
結果的に空港からちょっと遠出して、
行けないなーと思っていた場所なので、逆によかったかも?
5.まとめ(そもそもオーバーブッキングにあわない為に)
オーバーブッキング自体は、航空会社が座席数以上の席を販売しているために起こるものですので、全員が搭乗するとなったら発生してしまうものなのです。
補償はされますが、せっかくの旅行の工程がずれてしまうので、できれば避けたいですよね。
また、最低でも英語が話せないと振替も苦労することになります。
(自分は堪能な方ではないので結構苦労しました・・)
じゃあ、いかにして回避するかというと、事前にチェックインをすることに尽きると思います。
今回は空港近くのホテルだったこともあり、当日空港でチェックインすればいいやということでネットでもチェックインをしませんでした。
24時間前までにはネットでチェックインできる航空会社がほとんどですので、インターネットチェックインは必ずするようにして下さいね。
今回は自分のメモ体験記として書きましたが、実際に参考にする人は少ないことを祈ってます。
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