高尾山は小仏経由で登ると縦走が楽しめるよ!(景信山~高尾山②)
前回から紹介している高尾山登山(小仏周り)の後編です。
- 高尾駅 ⇒ 小仏バス停 ⇒ 景信山頂 ⇒ 小仏峠 ⇒ 小仏城山頂
- 小仏城山頂 ⇒ 大垂水峠 ⇒ 高尾山頂 ⇒ 6号路 ⇒ 高尾山口駅 (←今回)
前回は城山まで行きましたので、今回は下山ルートになります。
高尾山はたくさんの登山ルートがあるため、何度も楽しめる山になっています。
初見ではなかなか通る機会のないルートで下山していますので、高尾山登山を計画している方は参考にしてみて下さい。
小仏城山頂~大垂水峠
普通は、城山から高尾山に向って下山というルートが一般的だと思いますが、今回は早めに出ていて時間に余裕もあるのでこちらのルートを選択します。
高尾山ルートと大垂水峠ルートの分岐は、城山から高尾山に向う道ですぐに見つかります。
↑ 城山山頂から高尾山へ向かう道は広々としていて歩きやすいです。
少し進むと、
ここが大垂水峠との分岐になり、道なりに行くと高尾山、道からそれて右に行くと大垂水峠へのルートになります。
などなど、道自体はあまり良くないですね。(自分もここの道がぬかるんでてすっ転びましたw)
また、所々に階段のない場所もあったりして斜面を下ることになります。
高尾山ルートから外れた途端この道で結構難儀して降りてます。
↑ ある程度降りると森の中に入り、徐々に降りていくことになります。
登山格好の人が全然いなく、トレランの人がたまに通るだけです。マイナールートなんでしょうね・・。
↑ 1人しか通れないような道もあり、トレランさんが抜けるの待ちです。
また、草が結構道にせり出していて刺さるやつらもいますので、ご注意ください。
分岐点からある1.5kmほどでほぼ降りきり、水辺地帯になってきます。
さて、峠とはどんなもんかと思ってみると、
↑ 幹線道路でしたw
ちょっと峠を期待してただけにガッカリ。これならあえて来なくてもよかったかな・・。
ここから登る人もいるらしく(バス停もあります)、準備運動してる方もいましたねー。
ここから登るとなるとどんなルートになるのだろうか・・。
峠にいてもあまり意味はないので早いところ戻ります。
大垂水峠~高尾山帳
ここから高尾山への合流の道が一番険しい道になるかと思います。
道が狭く、足場も木の根で悪い場所も多々あるため、滑落には注意してください。
まず進むと、
この道、周りに生えてる草をよく見てみると、
残念ながらアジサイの季節ではなかったので草だらけでしたが、季節に来ると綺麗そうですねー。
大体こんな道が15分ほど続きます。
ここの道で木の根に引っかかって滑落しかけたのでご注意を。
登り切ると、
立て札がよく分からず、どっちの道に進めばいいか分らなくなりましたが、森林ふれあい館(学習の歩道)側へ進むと、
↑この道は若干細い道ですが長くはないです。
ここもアジサイがたくさんですね。
険しい道だけど無事に到着できてよかったです。
続いてこのまま高尾山山頂を目指します。
実を言うとあんまり高尾山については調べておらず、どの道を進めばいいのか分かっていませんでしたw
適当に進むと紅葉台への分岐が。
確かに紅葉もありますが、季節ではないので特に感動もなく…。
紅葉の時期以外はスルーでもいいでしょうね。
↑ 暇そうにしている猫はいましたw
(人慣れもしていますし、山小屋の飼い猫ですね)
↑ 山小屋で休んでる方も結構いました。なめこ汁とかおいしそうでしたねー。
続いて進むと、
↑ やっと頂上への道が(もみじ丘以外のルートもここで合流します)
時間としては5分ほどしか歩いてませんが、階段だと疲れが増しますよね…。
ビジターセンターに寄ってみたのですが、ここで高尾山に階段が多い理由が判明しました。
↑ これです。歩く人が多い=道の整備が必要=階段になる。ということみたいですね。納得しました。
ここに着いた時点でお昼ですが、人が多いので案の定食べる場所は取れず。
事前に済ましておいてよかったです。
さて、これから下山ですー
高尾山頂~高尾山口駅
この高尾山山頂からの下山ルートを書きたいがために2回に分けてお伝えしていました。
やっと本題です。
高尾山の登山道は1~4号路、6号路、稲荷山コース、それと今回自分が歩いてきて途中から合流した陣馬山ルートの7ルートがあります。
(5号路は山頂周辺を周るルートなため除外です)
登山コースのコースマップはこちら。
高尾山口から登る場合は1号路、もしくはリフト、ケーブルカー利用が一般的で、このルートであれば1号路の途中で天狗で有名な薬王寺も通ることが出来ます。
初めての登山の場合、このルートから登るのをお勧めしますが、余裕があれば今回自分が下山した6号路から下山されることをお勧めします。
1~4号路に比べると若干険しくて時間のかかる道ですが、ずっと川沿いに歩いていくルートなため癒されながら歩くことが出来ると思います。
では、下山ルートで紹介していきますー。
↑ ざっと地図。6号路は3.3kmの90分だそうです。
1号路をそのまま下っていくのと同じだったんですね。
↑ 最初はひたすら階段下りです。人が多い高尾山なので仕方ない!
↑ 少し降りると湿り気が出てきて、遠くに川の音も聞こえてきます。
さらに降りると小川とぶつかります。
防水靴でないとこれはだめそうだ・・
↑ 明かりで見えにくいですが、岩場以外は水です。
先頭が遅いとこうなってしまういい例です。譲り合いが必要ですね。
自分は防水靴なので水辺を気にせず進んでいきましたw
御岳山のロックガーデンを思い出します。その時の記録
途中から川が広くなってくるため、川沿いを歩いていくことになります。
↑ 道は歩きやすいがそんな広くない感じです。
登りと下りで待ちが発生することもしばしば。
やっぱり高尾山は登山者多いなと改めて実感です。御岳山の時はこんなに人いなかったしなぁ。
40分ほど下ると名所のびわ滝に到着です。
↑ 修行者さんがいるときは撮影禁止ですが、運よく誰もいなかったので1枚撮りました。
奥に滝が流れています。
登山がここまで無事であったことを感謝しつつお参りをします。
さて、ここからラストスパートです。
↑ ここから登山口までは歩きやすい砂利道が続くためサクサクと進めますね。
90分ルートでしたが、60分くらいで下山することが出来ました。ペース早かったかな?
ちなみに、この6号路を登りで使う場合は、
↑ ケーブル乗り場の左側(出口から左の道)をまっすぐ行くと入口になります。
最後は、
感想
高尾山だけ登ると往復2時間程度で終わってしまい、物足りないなと思って今回のルートを選びましたが、とても満足のルートでした。
途中の大垂水峠については好き好きなのでスキップしてもいいと思います。
高尾山の登山ルートについては上にも書いた通り、6号路を登山・下山のいずれかで使ってほしいです。水のせせらぎに癒されるはずです。
ルートについては、高尾山側から登るというのもありですが、ゴールの小仏バス停でバスの時間が合わないと無駄な待ち時間が発生してしまうので、バス利用の場合はスタート地点にした方がいいと思います。
高尾山は夏場は緑が綺麗でいいですが、紅葉の季節になると紅葉が綺麗でもっと楽しい山に変わります。
この季節でも秋でも登山考えている方は、ちょっと冒険して小仏側から登ってみてはどうでしょうか?
またどこか行ったら紹介しますね!
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